確認できるルールとはどのようなものですか?
価格アラートは相場の動きを追います。ポートフォリオのルールは、現金をどれだけ残すか、一銘柄の比率をどこまで許容するか、一つのセクターにどこまで偏らせるかといった、自分で管理できることを追います。いずれも価格を予想せずに、台帳から測れます。
良いルールは、台帳の記録と株価だけで測れます。「天井の気配がしたら売る」は確認できませんが、「一銘柄はポートフォリオの30%を超えない」は確認できます。ルールから外れたとき、画面は事実を知らせるだけで、決めるのは自分です。
Portleではルールをどのように作りますか?
ルール画面を開き、声に出して言うように1文で書きます。1文につき1つのルールです。Portleはその文を、何を見るか、条件、数値に変換し、保存する前に内容を表示します。文がルールにならなかった場合はそのことを知らせ、確認できる条件の例を表示します。
条件は「最大」「最小」「およそ」の三つです。上限、下限、目標値のいずれかとして書けば足ります。保存したルールは台帳と一緒に保管されます。台帳がGoogle スプレッドシートの場合はルールタブに入るので、シートを開いて自分で確認や編集ができます。
現金の下限や一銘柄の上限はどのように設定しますか?
現金のルールは下限です。たとえば「現金比率は少なくとも5%」と書きます。一銘柄のルールは上限です。たとえば「1銘柄は20%まで」と書きます。Portleは銘柄、セクター、通貨、口座ごとの比率を測れるので、「テックは40%まで」「米ドルは70%まで」も同じ形で書けます。レバレッジETFへの偏りを抑えたい場合は、その銘柄の比率に上限を置きます。
数値は一般的な目安をそのまま使わず、自分の投資方針から決めます。各ルールには注意の範囲があります。その範囲内なら注意、範囲を超えると逸脱と表示されます。空欄にすると既定の範囲を使います。
ルールが売買を止めることはありません。Portleは注文を出さず、止めることもしないためです。その代わり、ポートフォリオが範囲内に戻るまで、更新のたびにホームへ表示し、計画に戻るまでの金額も示します。
目標比率からのずれはどのように確認しますか?
目標比率には「およそ」のルールを使います。たとえば「VOOを30%前後に保つ」と書きます。範囲は、比率がどこまでずれても正常とみなすかを決めます。目標を持つ銘柄、セクター、通貨、口座ごとに、ルールを1つずつ書きます。
比率が範囲を外れると、目標から外れていること、現在の比率、計画に戻るまでの金額が表示されます。Portleがリバランスを実行することはなく、売買を提案することもありません。
比率のほかに何をルールにできますか?
高値からの最大下落率、入出金を除いた下落率、1か月・3か月・年初来・1年のリターン、1年ボラティリティ、直近12か月の配当、今年の実現損益、最終照合からの日数などを確認できます。
下落率は見直しのきっかけにできます。たとえば、30%下落したら投資方針を読み直すと決めておきます。その基準が見直しの合図なのか、売買の指示なのかは、自分で明確にしておきます。Portleは書かれたルールを確認するだけです。
ルールから外れると何が表示されますか?
ホームのシグナルカードに、そのルールに付けた文、状態、現在の数値が表示されます。株価のない保有銘柄があるなどの理由で測れないルールは、正常ではなく測定不可と表示されます。
Portleが読めなかったルールの行は、行番号と理由を添えて表示されます。書いたルールが、知らないうちに無視されることはありません。
過去の記録はルールの見直しにどう役立ちますか?
下落のルールに該当したら、今の記録を過去の似た局面と比べます。エコーは、今日と類似した過去の相場、当時の自分の取引、その後90日間の市場とポートフォリオの動きを表示します。
過去との比較は、これからの90日を予測するものではありません。現在の方針と並べて確認できる、一貫した記録です。
Portleは売買を指示しますか?
いいえ。Portleは証券会社ではなく、投資助言も行いません。ルールは自分で決めた基準で、台帳と株価から測ります。Portleが表示するのは状態で、どうするかを決めるのは自分です。
ルールは台帳を読むので、記録が正確であることが前提です。ルールに頼る前に、保有数量と現金が証券会社と一致しているか確認します。「四半期に一度は照合」のようなルールを置けば、その確認も予定どおり続けられます。
