Google スプレッドシートで株式のポートフォリオを管理するにはどうすればよいですか?

取引は1件ずつ1行に記録します。列は取引日、取引種別、銘柄、数量、単価、手数料、通貨、口座です。買付、売却、配当、入金、出金、手数料はそれぞれ別の行にします。保有数量、現金、運用成績はこの行から計算するため、どの合計も元の取引までたどれます。今の残高を手で書き換えるシートでは、差がどこで生まれたかを確かめられません。

Portleはこの形のシートを用意します。Google アカウントでログインすると、ご自身のGoogle ドライブに台帳のGoogle スプレッドシートを作り、そのTransactionsタブからポートフォリオを計算します。取引はアプリで記録しても、証券会社のファイルを取り込んでも、Google スプレッドシートで直接行を入力してもかまいません。

投資の管理に向いたGoogle スプレッドシートのテンプレートはどれですか?

今の保有だけでなく、取引そのものを記録するテンプレートを選びます。入出金を独立した行で残せること、行ごとに取引通貨を持てること、証券会社の数量と照合する場所があることが目安です。これがないと、合計が正しいかを確かめられません。

Portleの台帳シートはこの形になっています。買付、売却、配当などを記録するTransactionsタブ、口座のAccountsタブ、基準通貨などのSettingsタブ、証券会社の数量を入れるReconciliationタブ、Rulesタブ、各列を説明するGuideタブがあります。Google アカウントでログインするとPortleがドライブに作るので、テンプレートを手でコピーする必要はなく、最初からアプリが読める形で始められます。PortleがGoogleに求める権限はdrive.fileだけで、ドライブのほかのファイルは開けません。

Google スプレッドシートの株式ポートフォリオをスマートフォンで見るにはどうすればよいですか?

Google スプレッドシートのアプリを使えば、スマートフォンでもシートを開けます。行を確かめるには十分ですが、表示されるのはセルで、ポートフォリオの姿ではありません。

Portleの台帳シートであれば、iPhoneやAndroidのPortleアプリがシートを読み込み、口座評価額、今日の変動、保有銘柄、配分、運用成績、配当、現金を表示します。数字をタップすると計算の内訳を確認できます。アプリに戻ったときや画面を下に引いて更新したときにシートを読み直すため、パソコンのGoogle スプレッドシートで変えた行もスマートフォンに反映されます。同じ台帳は別の端末でも開けます。

Portleが読むのは、Portleが作った台帳シートだけです。自作の管理シートは、取引を取り込むまでアプリには表示されません。

スプレッドシートを投資ポートフォリオの正本にしてもよいですか?

すべての数字が取引の行から計算され、その行を証券会社と照合しているなら、正本にできます。スプレッドシートは中身を確かめやすく、ご自身の手元に残りますが、行が抜けていても教えてはくれません。

PortleのGoogle ドライブの台帳では、Google スプレッドシートそのものが記録です。アプリからGoogle スプレッドシートで開くことができ、Portleはシートに書かれている内容から計算するので、ブラウザで直した行は、次にアプリが台帳を読み込んだときに数字へ反映されます。通信できないときに記録した取引は、シートに書き込めるまで端末に保存されます。Portleの利用をやめてもファイルはドライブに残ります。

列の見出しはそのままにしてください。読み取れない行があると、Portleは推測で埋めず、タブ名と行番号を示して知らせます。行に漏れがないかは、照合画面に証券会社の数量を入れ、ホームの台帳の点検に表示される項目を確認して確かめます。

証券口座を連携しなくても使えるポートフォリオ管理アプリはどれがよいですか?

ご自身で記録または取り込んだ取引から計算し、その記録を自分で開くことができ、合計を証券会社と照合できるものを選びます。その代わり、新しい取引は自動では入らないため、取引のあとに追加します。

Portleはこの形で動きます。Portleアプリはどの証券会社ともリアルタイムでは連携せず、証券会社のログイン情報も求めません。取引はアプリで記録するか、Google スプレッドシートに行を入力するか、証券会社の画面のスクリーンショット、貼り付けたテキスト、CSVやExcelファイルから取り込みます。取り込んだ内容は読み取った結果を先に示し、選んだ行だけを保存します。その取引と遅延株価から、運用成績、配分、最大ドローダウン、配当、現金を計算します。

シートに記録してスマートフォンで見るには、PortleアプリでGoogle アカウントにログインしてドライブに台帳シートを作り、上のいずれかの方法で取引を追加します。アカウントなしで端末に保存して始め、あとからシートへ移すこともできます。連携したい場合は、別のデスクトップアプリであるPortle Bridgeがあります。今はmacOSのToss証券で使え、同じシートに取引を追加します。証券会社の認証情報はご自身のコンピューターに残ります。

Portle Bridgeについて読む

自分で作った管理シートはそのまま使えますか?

そのままつなぐことはできません。PortleのGoogle権限はPortleが作ったファイルにしか届かないため、Portleが作った台帳シートを読みます。自作の管理シートは今の場所に残り、中身は変わりません。

これまでの取引を移すには、Google スプレッドシートで取引の表をコピーするか、証券会社のCSVやExcelファイルを書き出して、Portleに取り込みます。Portleは取引日、取引種別、銘柄、数量、単価、手数料、通貨、口座などの列を読み取り、一覧で示します。台帳に保存されるのは選んだ行だけです。

楽天証券やSBI証券の取引履歴CSVは取り込めますか?

楽天証券の国内株式と米国株式の取引履歴CSV、SBI証券の国内株式の約定履歴CSVは、書き出したまま取り込めます。Shift_JISの文字コードもそのまま読み取ります。投資信託などほかの商品の履歴は対応を確認していないため、取り込む場合は一覧の行を一つずつ確かめてください。約定日、売買区分、銘柄コード、数量、約定単価、手数料などの列を台帳の項目に合わせ、楽天証券の諸費用は手数料に加えます。

4桁の証券コードがある場合は、会社名より証券コードを優先して銘柄を特定します。会社名だけでは株価を見つけられないことがあるためです。手数料や税金を含む受渡金額は、数量と単価がある売買では金額として使わないので、手数料が二重に計上されません。信用取引の行は現物の買付や売却として読み取らず、確認が必要な行として示します。

NISA口座と特定口座はどのように分けますか?

楽天証券の口座区分やSBI証券の預り区分にNISAと書かれた取引を取り込むと、Portleはその口座をAccountsタブで非課税口座として登録します。すでに台帳にある口座の設定は変えません。特定口座と一般口座は課税口座として扱います。

税務上の居住国を日本にすると、Portleは「いま課税口座の保有をすべて売却したら」と仮定した税金の目安を示します。課税口座で今年確定した利益に、売却したと仮定した場合の利益を加え、20.315%を掛けた概算です。含み益そのものには、売却するまで税金はかかりません。非課税口座の保有は含めず、ほかの証券会社の口座との損益通算、手数料、すでに源泉徴収された税金は反映しません。実際の税額は証券会社の年間取引報告書などでご確認ください。

どの項目を最初にそろえればよいですか?

各行には取引日、取引種別、ティッカーまたは会社名、数量、価格、手数料、通貨、口座、元データのメモが必要です。不足した項目は推測で埋めず、未確認として残します。

入出金の行は銘柄の行と分けます。入金、出金、配当、利息、源泉徴収、手数料は台帳上の役割が異なるため、それぞれ別の取引種別として記録します。

銘柄名はどのように統一すればよいですか?

証券会社のデータにはティッカー、銘柄コード、ISIN、会社名、翻訳名が混ざることがあります。表示名をひとつに決め、元の証券会社テキストはメモに残します。

日本株や韓国株はティッカーだけでは後から確認しにくいことがあります。証券会社が提供しているなら、コードと会社名を一緒に保つ方が安全です。

取り込んだ直後に何を照合すればよいですか?

取り込み直後に銘柄別数量、現金残高、売却代金、配当合計を証券会社画面と比べます。この段階の差分は、数か月後に見つける差分より直しやすいです。

Portleはこうした確認をアプリ内で見えるようにし、シートを隠れたデータベースではなく使い続けられる台帳にします。

PortleではCSVをどのように取り込みますか?

証券会社のCSVやExcelファイルをPortleに取り込むと、読み取った取引が一覧で表示されます。内容を確認し、保存する行を選んでから台帳に反映します。確認して保存するまでは、端末の台帳にもGoogle スプレッドシートにも反映されません。証券会社アプリのスクリーンショットも同じ流れで取り込めます。

Google アカウントがなくても、台帳を端末に保存して始められます。あとからGoogle ドライブへ移すと、同じ取引のままGoogle スプレッドシートの台帳になります。

重複や記録漏れはどのように見つけますか?

同じ日付、銘柄、数量、価格の行は重複の候補です。片方がティッカー、もう片方が会社名で記録されている場合も、同じ取引のことがあります。現金残高が合わない、配当に対応する入金がない、買付のない保有がある、といった場合は記録漏れの候補です。

Portleは保有数量、現金、配当、会社名、ティッカー、日付、証券会社の数量を照合し、確認が必要な記録とその理由を表示します。行を自動で削除したり修正したりはしません。内容を確認してから、ご自身で対応を選びます。

複数の証券会社の取引を一つの台帳にまとめられますか?

台帳には口座の列があるので、複数の証券会社や口座の取引を同じ台帳に記録できます。取り込みは口座ごとに行い、そのたびに数量と現金残高を照合します。

集計対象に入っている自分の口座どうしの振替は内部移動です。片方だけを入金や出金として記録すると、損益がずれます。通貨が異なる口座では、取引通貨を行ごとに残し、合計に使う表示通貨を設定で選びます。